老後資金に3,000万円！？

人生１００年時代

６５歳で退職したと仮定しても老後に３５年あります

諸説ありますが、「夫婦の老後資金は9,000万必要」とよく耳にします

そこから公的年金など6,000万と仮定しても3,000万必要となります

６５歳までに3,000万貯めなければいけません

そう、老後資金は「教育資金」「住宅資金」と並ぶ、人生三大支出の一つです

退職金でまかなうことができればいいですが、なかなかそうもいきません

退職金でローンを一括返済するなど考えている方も多いでしょう

また６５歳までに、住宅購入、車購入、教育資金などなど、まとまったお金が必要なライフイベント盛沢山です

ではどのようにしたらいいのでしょう？

まずは今の家計を把握する

以前の記事でも書きましたのでこちらを見てみてください

otto-kouryaku.hatenadiary.jp

まずは今の家計を把握することが必要です

ここを把握していないと、老後資金を考えるにはまだ早いです

月単位、年単位で家計をみてみよう

１か月の収支を続けていくと、一年での収支も自然とかけると思います

一年の終わりに（１２月終わりや３月終わりなど）収支をつけてみてください

一年の収入、一年の支出、そして一年間の貯金額

こうすることで、当面の貯金額などを試算することができます

将来の夢を語ろう

お金を貯めるだけの人生なんて幸せではないですよね

お金はなんのために必要ですか？

「幸せ」を感じるための手段だと思っています

子供は３人欲しい

マイホームを購入したい

年一回海外旅行に行きたい

田舎に移住したい

趣味を謳歌したい

子供や孫に色々買ってあげたい

などなど

人それぞれの夢があると思います

まずはこの夢を夫婦で相談し、おおよそその夢実現のためにいくらお金が必要かを考えてみてください

その将来設計大丈夫？

ここまでできたら「キャッシュフロー表」を書いてみましょう

手書きでも、エクセルでも構いません

①手書きの方は白紙の紙を用意しましょう。紙を横にして使用します

　ルーズリーフやノートなど、予め線が描かれているほうが書きやすいと思います

②紙を横にします

③以下のようにまずは書いてみる。数字は年単位の収入＆支出を記入。万単位

	経過年数	現在	1	2	3	4	5
家族構成　＆年齢	西暦	2018	2019	2020	2021	2022	2023
	夫	32	33	34	35	36	37
	妻	30	31	32	33	34	35
	子供１	3	4	5	6	7	8
	子供２	1	2	3	4	5	6
収入	給与	480	490	500	510	520	530
	公的年金	0	0	0	0	0	0
	退職金	0	0	0	0	0	0
	収入計	480	490	500	510	520	530
支出	基本生活費	300	310	320	330	340	350
	住宅費	120	120	120	120	120	120
	教育費	0	0	0	0	0	0
	保険	25	25	25	25	25	25
	娯楽費	10	10	10	10	10	10
	その他	0	0	0	0	0	0
	支出計	455	465	475	485	495	505
計	支出合計	25	25	25	25	25	25
	貯蓄残高	25	50	75	100	125	150

これを100歳まで続けて記入しましょう

途中教育費やマイホーム購入代なども忘れず記入してください

収入、支出の項目は各家庭に合わせて記載してください

さあ、６５歳時点であなたの貯蓄はどのくらいありますか？

６５歳以降貯蓄はどのようになっていますか？

６０歳までしか働きたくない！

マイホームは妥協したくない！

子供には理系私大に通わせたい！

妻には家庭にいてほしい！

このような夢をか叶えたとして、あなたの家計はどうなりました？

意外と余裕あると思った方もいらっしゃると思いますが、大多数の方は

【あ、赤字だ】

ではないでしょうか

そう65歳以降赤字が年々増えている方は赤信号です

このままでは老後破綻になります

見直しをしよう

私も初めてキャッシュフロー表を作成した際は、老後赤字でした

そこから諦めた夢や妥協案を考え、どうしたら赤字にならないか考えました

多数の方は65歳までは赤字にならないはずです

（途中教育資金＆ローンが重なり赤字になることもあります）

問題は65歳以降の収支です

赤字を回避するには？

・65歳までに貯蓄を増やす

・65歳以降も収入を増やす

・老後生活レベルを落とす

などいくつか考えられます

増やす努力をしよう

そうはいっても、なかなか夢は諦められないものです

そのため【収入を増やす】ことをお勧めします

もちろん仕事で収入が増えればいい話ですが、簡単にはできません

そのため【お金にも働いてもらう】ことが大切です

確定拠出年金、Iideco、つみたてNISA、株、不動産投資など世の中にはその方法がたくさんあります

ただこれらは【リスクが伴います】

そう元本保証されていません

そのため、ある程度リスクを理解して取り組む必要があります

このお話はまた次回詳細にお話ししていこうと思います

継続＆見直しを

一度キャッシュフロー表を完成させたら終了ではいけません

人生は計画通りにはいかないものです

数年に一度でも構わないので、たまに再度検討してみてください

特にマイホームを購入する際など、再度検討していただくことをお勧めします

おわりに

いかがでしたでしょうか？

漠然とした不安から、少し前に進めたのではないでしょうか？

キャッシュフロー表はエクセルなどで一度作ると計算もパソコンが自動で行ってくれ、とても計算も楽になります

手書きで作成するととても愛着がわきます

どちらも方法でもご自身の好みに合わせてぜひ作成してみてください☆彡